玩具大手のレゴが、大規模なリストラに追い込まれています

玩具大手のレゴが、大規模なリストラに追い込まれています。急成長を続けてきた同社ですが、事業拡大が行き過ぎてしまったようです。

 デンマークのレゴグループは5日、全世界の従業員の約8%にあたる1400人を削減すると発表しました。リストラと聞くと業績悪化がイメージされますが、レゴはそれほど業績が落ち込んでいるわけではありません。

 同社はこれまで増収増益を続けており、過去5年間で売上高は1.6倍に、営業利益も http://ercfgaewr.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/faewrfawer
http://ercfgaewr.nikki.cmaker.jp/nk-20170914.html
1.6倍に拡大しています(デンマーククローネベース)。しかし2016年は売上高や利益の伸びが鈍化しており、2017年の上半期はわずかですが減収減益となりました。

 業績が悪化したといっても、営業利益率は約30%と平均的な日本企業から見ると、めまいがしそうなくらいの高収益ですが、同社はグローバルに2ケタ成長することを基本路線としており、この程度の成長鈍化であっても許容されないようです。

 実はレゴがリストラを行うのは今回が初めてではありません。同社は2000年代に経営危機に陥り、創業家経営コンサルタント出身のクヌッドストープ氏をCEO(最高経営責任者)に抜擢。同氏は製品ラインナップの見直しや従業員数の削減といった大胆なリストラを行い、レゴを高収益企業に生まれ変わらせました。レゴの現在のグローバル路線を作り上げたのはこのクヌッドストープ氏(現在はグループの会長)です。

http://minkabu.jp/blog/show/826847
http://minkabu.jp/blog/show/826848
グローバル企業では、業績が好調でも大胆なリストラを実施するケースがよく見られます。また業績不振によるリストラでも、状況が悪化する前に決断することが圧倒的に多く、東芝やシャープのように、最悪の状態になるまで手を打たないというケースはわずかといってよいでしょう。その分、高収益で給料も高いのですが、従業員がリストラに遭う確率は上がってしまいます。従業員にとってどちらがよいのかは微妙なところかもしれません。

 ところで、レゴがリストラと聞くと、入場者の伸び悩みに苦しむ「レゴランド・ジャパン」を思い浮かべてしまいますが、実はレゴランドはレゴとは別の会社が運営しています。かつてレゴランドはレゴの直営でしたが、クヌッドストープ氏がリストラの一環としてファンドに売却し、本体とは分離されました。したがって、今回のレゴのリストラがレゴランド・ジャパンの運営に直接影響を与えることはないでしょう。
 

長びく不況により、日本の観光業は冬の時代が続いている

長びく不況により、日本の観光業は冬の時代が続いている。バブル期に林立した観光地のホテル経営も厳しく、継ぐ者も無く、静かに廃業をむかえるところも多い。しかしその苦境をM&Aという方法で乗り切ったあるホテルがある。経営者の物語をお伝えする。
◇文:菰田将司

木曽の栄枯を見続けて
東京から車で3時間。中央自動車道を伊那ICで下り、山あいの道を走り抜けると見えてくる木曽の町。東に木曽駒ケ岳、西に御嶽山を仰ぎ、古くは中山道の宿場町として栄えた人口1万2000人ほどの小さな町だ。

更にその中心部から高原の林道を進むと、名門ゴルフコースと大企業の保養所が立ち並ぶ一角にアイボリーの壁に赤い瓦屋根が印象的な、瀟洒な佇まいのホテルが姿を現す。それが、今回お話を伺った「森のホテル」だ。

「50年ほど前、町が払い下げた施設を父が買い取ってスタートしたのがこのホテルです。当時は、古い民家を移築しただけのもので、民宿に毛が生えた程度でしたけどね」

そう話す社長。その頃、日本の高度経済成長の追い風に乗って、木曽の町にも観光客が訪れるようになった。ディスカバージャパン、日本の原風景を求めて、都会から観光客たちがこの山あいの静かな宿場町にも詰めかけるようになる。

賑やかだが穏やかなホテルの毎日。そんな日々を見て成長した社長の心にも、いずれ自分がこのホテルを継ぐんだ、という気持ちが強くなっていた。が、その時は意外に早く訪れた。

http://diary.motekawa.jp/u/?id=ercfgaewr
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「大学2年生の時に、オーナーだった父が倒れた、という知らせを受けまして。急遽学業を取りやめて実家を継がなければならなくなったんです。そこから右も左も分からない状態での経営でしたが、木曽には豊かな自然がありますので、夏にはゴルフ、冬にはスキーと、季節ごとに訪れてくれるお客様のおかげでやってこれました。よく2月・8月は閑散期といいますが、うちは逆でしたね(笑い)」

こうしてスタートした経営だったが、世間は逆に、ゆっくりと停滞期に向かっていた。長野県の観光地利用者統計によれば、木曽町を訪れた観光客数のピークは1994年で、535万人に上る。しかし、その後は前年割れを続け、2000年代に入ると300万人台、そして2010年台には200万人台にまで低迷した。

長引く不況でゴルフ・スキーなどのレジャー客の足が遠のいたのが要因だった。同調査ではスキー客も1992年に137万人だったものが、現在は20万人そこそこと、実に約7分の1まで減少している。

「近くにあったスキー場も先ごろ廃業しました。……来訪客がピークの頃には、どこも羽振りがよかったんです。周りの同業も皆、改築したり増築したりして。うちもその時に、今の形に改築しました。けれど、うちは町の施設を払い下げてもらって開業したという経緯があったので、土地が町からの借地だった。なので、銀行から融資を得るときに担保にならなかった。それでとても苦労しました。多くの人の協力を得て、義父に保証人になってもらい、なんとか銀行から数億の融資を得るまでに、2年もかかりました」

http://blog.crooz.jp/ercfgaewr/ShowArticle/?no=1
http://blog.crooz.jp/ercfgaewr/ShowArticle/?no=2

そうして新館を建て、月に数百万円の返済も、返し続けることができた。

「本当に苦しいときは、妻に内緒でカードのキャッシングまで使って。私の給料はゼロ。それでも、うちは客層がよくて。厳しいながらも楽しく、幸せにやっていました。そうして20年、自分もそろそろ引退して第二の人生を考える頃かな、などと思っていた時に、御嶽山の噴火が起こったのです」

木曽町の西にそびえる霊峰御嶽山は、2014年9月27日に突如として水蒸気爆発を起こし、死者58名という戦後最悪の山岳事故になった。現在でも山頂部は登山禁止が続いている。

この噴火によって、木曽町の観光客は激減した。噴火翌年の調査では、観光業関係者の実に94%の人が経営に影響ありと答え、うち39%は死活問題のレベルだと答えている(観光協会調べ)。

「私には娘が二人いるのですが、二人とももう嫁に行っているし、噴火で客足も遠のいている。そこで、M&Aをして事業承継しようと考えたんです。まず、最初に銀行の勧めもあって訪ねてみたのが日本M&Aセンター。けれど、ああいうところは大企業しか相手にしてくれないんですね。『ゼロ円なら買い手が、ということもありますよ。加えて弊社の最低フィー2000万円になります』なんて言われたんで、じゃあ結構です、と。もう銀行に借金はないし、そもそも借金で潰れたなんて言われたくないから今まで頑張ってきた。そういう自負はありますし、譲渡して自分の手出し資金が必要とは……」

M&Aセンターに見切りをつけ、他の方法で相手を探しているうちに巡りあったのが、以前本誌でも取り上げたM&Aサイトのトランビだった。

「偶然知ったトランビを使ってみようと思い、ピックアップ案件という所に登録してみたんです。そうしたら、その日のうちに7件も問い合わせが舞い込んできた。驚きました。1年くらい、色々なところにあたってみても全く話が出てこなかったのに」

そこからメールのやり取りを始め、最終的に3件に絞り、話を続けていった。

「譲渡スキーム、譲渡代金など、複雑なやりとりが続いたのですが、トランビから紹介を受けた事業承継アドバイザリーの田中さんと公認会計士の門澤さんが親身になって交渉にあたってくれて。1年以上話し合いを続けた結果、なんとか、本日つい先ほど、判を押してきました」

東京 15日 ロイター] - フィスコ<3807.T>

東京 15日 ロイター] - フィスコ<3807.T>、カイカ<2315.T>が軟調。リミックスポイント<3825.T>が売り気配。セレス<3696.T>、マネーパートナーズグループ<8732.T>が下落するなど、ビットコイン関連株が売られている。中国メディアの第一財経は14日、上海の金融当局者の話として、中国が9月末までに同国における全てのビットコイン取引所の閉鎖を計画していると報じた。

https://4meee.com/favorites/view/1561894
http://www.pokersns.jp/diary/34473

ビットコイン<BTC=BTSP>を巡っては、JPモルガン・チェース<JPM.N>のジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)による「詐欺であり、崩壊する」との発言をきっかけに急落していたが、中国当局の規制による仮想通貨事業へのネガティブな影響の懸念が加わった格好となった。ただインフォテリア<3853.T>は下落スタート後切り返す動き。GMOペイメントゲートウェイ<3769.T>はプラス圏で推移するなど、総崩れには至っていない。

http://www.pokersns.jp/diary/34472
http://キュイン.com/matome/1701

日米で高級コーヒー店を展開するブルーボトルコーヒー

日米で高級コーヒー店を展開するブルーボトルコーヒー(米カリフォルニア州)は14日、食品世界大手ネスレ(スイス)の傘下に入ったと発表した。ブルーボトルはコーヒー豆の品質や焙煎(ばいせん)・抽出法にこだわった「サードウェーブ(第3の波)コーヒー」の代表格として知られ、日本にも根強いファンがいる。

http://faopeurooiu.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/fawerfaerw
http://faopeurooiu.nikki.cmaker.jp/nk-20170913.html

 買収の詳しい中身は非公表だが、欧米メディアによると、ネスレがブルーボトル株の68%を約4億2500万ドル(約470億円)で取得したという。

 ブルーボトルは2002年創業で、コーヒー豆の製造販売も手がける。店の内外装や豆の個性にこだわり、注文を受けてから1杯ずつドリップするカフェを営む。高価格でも、こだわりを求める都市部の若者らの支持を集め、日本にも15年に進出した。日米の店舗数は17年末で55店と、昨年末の29店から倍増させる計画だ。

http://minkabu.jp/blog/show/826756
http://minkabu.jp/blog/show/826758

 ネスレの傘下に入ることで、投資資金を得やすくしたり、販路を広げたりする狙いがあるとみられる。ただ、ブランドの個性を維持するため、ブルーボトルは独立した会社として存続し、現経営陣も残る。

 ネスレは「ネスカフェ」「ネスプレッソ」などを180カ国以上で展開するコーヒービジネスの世界最大手。最近は「物言う株主」として知られる米投資ファンドが、利益率を高めるよう圧力をかけていた。(ニューヨーク=江渕崇)